AI検索時代、ホームページは検索順位を上げる場所から、会社の正解を置く場所へ
AI検索が広がる今、ホームページ運用で最初に変えるべきなのは、記事の本数でもFAQの数でもありません。
ホームページを、アクセスを集めるだけの場所から、自社についての正しい情報と答えを蓄積する場所へ変えることです。
AI検索時代のホームページ運用を解説。SEO・LLMO・GEO・AIOという言葉に振り回されるより、自社についての正しい情報をWeb上に整理することが先決だという視点から、情報の正確性を保つこと、顧客の悩みに答えること、自社にしか書けない一次情報を増やすことという3つのポイントを紹介します。(約3500字)
これまでのWeb集客では、
検索する
↓
検索結果を見る
↓
サイトをクリックする
↓
会社について知る
という流れが中心でした。
しかしAI検索では、その途中にAIが入ります。
ユーザーが、
- ホームページから問い合わせが来ない。何を改善すればいい?
- 地方企業がWeb集客を始めるなら何からやればいい?
と相談すると、AIが複数の情報をもとに回答します。
つまり企業側も、
検索結果で何位になるか
だけではなく、
ユーザーの質問に対する答えを、自社サイトに持っているか
という視点が必要になってきます。
私は、AI検索はこれから検索行動における大きな支流となり、さらに検索の入口として存在感を高めていくと考えています。
だからこそ、ホームページの運用方法も変えていく必要があります。
LLMO・GEO・AIOとは?
AI検索について調べると、
- LLMO
- GEO
- AIO
- AEO
など、さまざまな言葉が出てきます。
これらの定義は完全に統一されているわけではありませんが、大まかにはAIや大規模言語モデルに自社の情報を理解・活用してもらうための考え方として使われています。
ただ、Web担当者が最初にやるべきなのは、すべての用語を覚えることではありません。
SEOは終わった。
これからはLLMOだけやればいい。
という話でもありません。
YABASSEでは、
SEO、LLMO、GEO、AIOを別々の施策として追いかけるより、自社についての正しい情報をWeb上に整理することが先
だと考えています。
AI時代、ホームページは会社の公式情報の原本になる
AIが答えてくれるなら、ホームページはいらなくなるのでは?
そう思う方もいるかもしれません。
私は逆だと考えています。
AIが企業について答えるためにも、もとになる情報が必要だからです。
- 会社概要
- サービス内容
- 料金
- 対応地域
- 実績
- 専門分野
- 代表者情報
- 顧客事例
- よくある質問
- 会社としての考え方
こうした情報を、自社で正確に管理できるのがホームページです。
AI時代のホームページには、
自社について何が正しい情報なのかを示す公式情報の原本
という役割が、より重要になっていくと私は考えています。
では、そのために何を運用すればいいのでしょうか。
ポイントは3つです。
1.更新回数より、情報を正しく保つ
ホームページ運用というと、
毎月ブログを書く
定期的に新着情報を更新する
ことが目的になりがちです。
でも、その前に確認したいことがあります。
- 料金は現在のものか。
- 終了したサービスが残っていないか。
- 会社概要と他のページで内容が違っていないか。
- 昔の記事と現在のサービス内容が矛盾していないか。
記事を増やす前に、
今ある情報が、現在の会社と一致しているか
を確認する。
これからのホームページ運用では、更新頻度だけでなく、情報の正確性を維持することが大切です。
2.サービスを説明するだけでなく、顧客の悩みに答える
多くのホームページには、
- 会社概要
- サービス
- 料金
- 実績
- お問い合わせ
があります。
でも、お客様が知りたいことはそれだけではありません。
たとえば、
- ホームページから問い合わせが来ない
- 今のサイトをリニューアルするべきか分からない
- SEOと広告のどちらから始めるべきか分からない
といった悩みがあります。
AI検索では、こうした悩み自体がそのまま質問になります。
だから企業側も、
このサービスがあります
だけではなく、
- なぜその問題が起きるのか
- どう判断すればいいのか
- 何から始めればいいのか
- 自社ならどう解決できるのか
まで答えを用意していく。
ホームページを、商品を並べる場所から、顧客の悩みに答える場所へ変える。
これが重要だと考えています。
3.自社にしか書けない一次情報を増やす
一般的な解説記事は、生成AIでも簡単に作れるようになりました。
だからこそ価値が高くなるのが、
その会社にしか書けない情報
です。
たとえば、
- 実際の支援事例
- 改善前後の数値
- 自社で行った検証
- 失敗した施策
- 改善の過程
- 顧客から実際に聞かれた質問
- 独自の判断基準
- 独自の方法論
などです。
AIについて一般論を書く会社はたくさんあります。
でも、
私たちは実際にこう試した
こう失敗した
こう改善した
という情報は、その会社にしかありません。
AI検索対策だから記事を量産するのではなく、
自社だから出せる答えを増やしていく。
YABASSEでは、こちらを重視しています。
FAQを増やせばLLMO対策になるわけではない
LLMOやGEOについて調べると、FAQを増やすという方法もよく見かけます。
FAQ自体は悪いものではありません。
ただし、
LLMO対策だからFAQを100個作ろう
となると、順番が逆です。
- お客様から実際によく聞かれる質問がある。
- その質問に対して、自社だから答えられる具体的な回答がある。
- その結果としてFAQが増える。
この順番が自然です。
AIのために質問を作るのではなく、顧客の疑問に答えた結果としてAIにも理解しやすい情報が増える。
これが、YABASSEが考えるホームページ運用です。
AI時代のホームページは、会社の正解を育てる場所へ
検索の形が変われば、ホームページの運用も変わります。
これまでは、
ホームページを作る
↓
SEO対策をする
↓
検索順位を上げる
↓
サイトに来てもらう
という流れを中心に考えてきました。
これからはそこへ、
会社についての正しい情報を蓄積する
↓
検索エンジンやAIが情報を見つける
↓
ユーザーの質問に対する情報源候補になる
↓
AI回答や検索結果から会社を知ってもらう
↓
必要な人が公式サイトで詳しく確認する
という流れも加わってきます。
AI検索が将来どこまで検索の中心になるのかを、今の時点で正確に予測することはできません。
でも、検索体験そのものが変わり始めている以上、
ホームページは一度作ったら完成
という考え方は見直していいと思います。
AI時代のホームページ運用とは、自社についての正解をWeb上で育て続けること。
SEO、LLMO、GEO、AIO。
新しい言葉はいろいろあります。
でも、本質はもっとシンプルです。
- 誰の、どんな悩みを解決できる会社なのか。
- どんな実績や経験があるのか。
- なぜ自社を選ぶ理由があるのか。
- 顧客のどんな疑問に答えられるのか。
それをWeb上に正しく残していく。
検索順位を上げるだけではなく、
人にもAIにも、この会社は何者なのかを正しく伝えられるホームページへ。
これからのホームページ運用は、そこまで考えていく必要があるとYABASSEでは考えています。
よくある質問
AI検索が増えるとSEO対策は不要になりますか?
不要になるとは言えません。
SEOをやめてLLMOやGEOだけに取り組むのではなく、検索エンジンにもAIにも理解されやすいWebサイトをつくることが重要です。
AI検索対策は何から始めればいいですか?
まずは、自社ホームページの情報が現在の会社と一致しているか確認することをおすすめします。
会社概要、サービス、料金、実績、対応地域、代表者情報などを確認し、そのうえで顧客から実際によく聞かれる質問や悩みに対する答えを増やしていきます。
FAQを増やせばLLMO対策になりますか?
FAQを増やすだけで十分とは言えません。
質問数ではなく、実際の顧客が知りたいことに対して、具体的で正確な答えが掲載されているかが重要です。
FAQだけでなく、サービス、実績、事例、コラムなどサイト全体で自社について理解できる状態をつくることが大切です。
AI時代でも企業ホームページは必要ですか?
私は必要だと考えています。
企業自身が管理できるホームページは、会社情報、サービス、実績、料金、専門性、考え方などを正確に伝える公式情報の原本として活用できます。
AI検索が広がるほど、ホームページを作ることだけではなく、そこに掲載する情報を継続的に育てていくことが重要になると考えています。
自社の情報を、AIにも人にも伝わる形に
ホームページの情報が今の会社と一致しているか、顧客の疑問に答えられているか——まずは現状を確認するところから始められます。
自社サイトの情報整理についてご相談されたい方は、お気軽にお問い合わせください。
カテゴリ: SEO・Web集客


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